マルー・クインクエ【うわさ&立案】・・・2

「コンビ派に調査をして貰った所、この地域の民家及び集落はもぬけの殻、ゴーストタウンと化していました」
「……」
幹部集合室では壁に貼られた三世界の地図に指し棒で丸くなぞる夫人がいる。
隣にはいつも不安そうにしている派長、向かって左にはTとMの姿もあった。
丁度Mはマルーに来ており一緒に参加している
「この一帯の住人は全てkch.dに侵されたとみて間違い無いでしょう」
変化界と混溶界の間をぐるり囲み強調
「情報によるとkch.dはパウダー状で、知らぬ間に皮膚に付着し体内に入っていくと言う事です」
「え!?」
みちとあやがビックリし硬直。
後ろにいたどしやも驚く
「…コンビ派は無事なのですと?」
「吸収されると即症状が現れる為問題は無さそうですが、もし体調に違和感を覚えたらすぐ言って下さい」
心配する事はほぼ無いと事務的口調の夫人
「長居せずすぐ帰って来たなら大丈夫でしょう。そのパウダーは散布後一時間で気化すると言いますので」
「…精神的に気分悪……」
「……うん」
「行かなくて良かったです」 ほっ
「…」
「不謹慎ですと!」
みちとあやは胸元を押さえ気持ち的に具合が悪くなっている。
他人事だと言う感じでガリが安堵していたがどしやが注意し、ガリの隣にいたただおはその様子を見ていた
「コンビ派員にも確認しておいて下さい」
「…はい」
元気の無い返事の双子
「ですが、メレ・ゲレフの捜索は続行しなければなりません」
地図を指し棒で鋭く叩く
「こちらから人選し、再びゴーストタウンへと向かって貰います」
「!!」
恐ろしい任務を又するのかと幹部は動揺
「後で呼びますので一旦解散して下さい」

〈私は絶対に選ばれない自信あります!〉
〈自慢するところでないですと〉
〈…も、行きたくない〉
〈うんうん…〉

解散となり帰って行く幹部。
ガリの言葉にどしやは再注意し、みちとあやは肩を落とし歩いて行った
「さて、準備しに行きましょ。パグちゃん♥」
『キャン♥』
「おきまりさんはケーキお好きですか?」
「何でも食うべし!!」
「分かりました♪」

ぎょっ

〈副団長?〉
るうりんはのの子の隣に行き確認。
着々と何かを進めようとしているるうりんにいざないは気が気でない


「おかち、これは程で解決出来る?」
「メレ・ゲレフは程ですので程で解決したいのですが、kch.dは程には危険です」
Mの言葉に夫人は眉を顰め俯き下がった眼鏡に手を掛けている
「この件は私が人選しよう」
「お願いします、T」
難しい件だと察したTに夫人も託す
「M…ところでフォートゥスは」
「向かってるわ♥ でも皆遊びが楽しくて到着してないみたい♥」
「……」
あっけらかんと笑うM
「メレ・ゲレフの居場所が分かる“とく”も脱出したと言う報告は入っていません。先に進めず時間ばかり経つのは私としてはもどかしいです」
「おかちちゃん…」
夫人の行き詰まりを感じ、派長は同情してる
「そうねぇ…あと二人増やして行って貰いましょ♥ その内誰かは到達するでしょう」
「お願いします」
Mは人差し指を立て少し上向きで思考中
「私はあの入口で“誰か”来ないか待ってないと♥ ウフフフフ♥」
「……」
楽しそうにMは幹部集合室から出て行った。Tは目で追っている
「おかち、今から言う名前を」
「はい」
夫人はTの言う名前を書き留めていく

「Tはこれからどちらへ」
「入口だ」
「はい」
そそくさとMがいるであろうフォートゥス入口へと向かった

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント