テーマ:マルー・クインクエ

マルー・クインクエ【戦人】・・・6

「ほのをさん!?…団長!!?」「十分は大丈夫だ! 行くぞ」「…?…はい!」ただおは一丁に続いてやってきたソノを見た際目を疑い二人を代わる代わる見ていた うおおお 準備が整いただおの法が解除され、一丁達とソノは笑って待っていた戦人に一斉に飛び掛かる (ほのをさんが加わっても時間稼ぎしか…)いざないは戦況を分析するも差の大きさに眉…
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マルー・クインクエ【戦人】・・・5

「竜巻を起こす武器か」 〈ぬっ!〉 「確かアザル地方にその様な武器を所有してた輩がおったな」 興味深げに一丁の大剣を凝視 「程のお前には手に余るだろう? 儂が有効に使ってやろう」 「たわけ! 誰がお前みたいな凶者に大切な宝を渡すか!!!」 「程は」 急に一丁の視界が暗くなる 「どんな味だ?」 攻撃を仕掛けた戦人 …
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マルー・クインクエ【戦人】・・・4

「…久しいな、もう三百年近くか」 佇む人影に語り出す戦人。 口調は穏やか、露わになった顔からは年期を感じさせる皺がある。横目で見るその瞳は鋭く衰えを全く感じない 「お前さんはまだ美しいよのぉ」 「老いぼれの儂が何故程に来たか教えてやろう。お前さん達の血が忘れられぬのだよ」 人影は静かに聞いている 「死の間…
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マルー・クインクエ【戦人】・・・3

―――混溶界外れの荒野 土が剥き出しになった広い場所の周りには、大きな岩がゴロゴロし樹木がその後ろを囲んでいる。 各々岩の間に入り込むと現れるであろう広場に息を潜め窺っていた 「…緊張しますね……ここに戦人が……」 「オレらはあくまでもいざないのサポートに徹する」 全体派幹部三名がいる岩場では一丁、ただお、まいちが静かに待…
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マルー・クインクエ【戦人】・・・2

ヴォン! 法陣でれいりとソルムはジンホウ宅の広間へと到着 「あっ れいり♥」 聞き覚えのある声にれいりは顔を向けた 「久しぶりー。ジンから話聞いてたよー♥ がんばったね♥ えらいえらい♥♥」 「キャ―――」 現れたディックはれいりを熱く抱擁した。 驚いたれいりは両手を挙げ叫んでしまう 「君、暗人?」 「……」 も…
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マルー・クインクエ【戦人】・・・1

「…どう?」 「……」 研究所の処置室。 腕を伸ばしたれいりの皮膚にジンホウが薬液を一センチ程度の円形に塗布していた チリ… 塗布場所から一筋の湯気が上がる 「……………」 涙目になり口を噤んでは我慢するれいり。 ジンホウは急いでその場所を拭き取り思い詰めた表情に変わる 「―――まだか…」 「っ……でもっ こ…
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マルー・クインクエ【余談・一週間後くらい】

「いざない君」 おいでおいで 明日の下ごしらえが終わり後片付けをしていた調理場へ、半開きの扉から半分体を見せているジンホウがいざないを手招きしていた 「何だよ」 「こっちこっち」 先導するジンホウに誘われるまま付いて行く。 れいりも何となく付いて来た 「風呂場の隣?」 招かれたそこは省スペースながらも新しいタイプのトレーニ…
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マルー・クインクエ【研究所・数週間目】・・・4

「そりゃこえーな…」 「ですね」 ジンホウの説明に血の気が引く 「―――で、今の結果れいり君は安定でした」 「!?」 微動しないモニターのグラフをいさいは見直す 「見立て違いか?」 「いえ、本来なら基準内で良いと思います」 「じゃ、何でだ?」 「明の性質として、いつまでも引き摺ってしまう傾向があるんです」 椅子の背も…
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マルー・クインクエ【研究所・数週間目】・・・3

「…うーん。日を改めた方が良いのかな…?」 〈二分だし!!〉 「…ら、らいじょぶれす…!!」 ジンホウはカーテンから顔を出し苦笑。 いさいは驚異的な数字に目が離せない 「つ…次は誰ですか…!!!」 はー はー 目が覚めたれいりは汗だくで上半身を起こす。 短距離走を終えた直後の様に呼吸が激しい 「大丈夫? また次回…
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マルー・クインクエ【研究所・数週間目】・・・2

「いただきます!」←一同 皆休憩室に集まり賑やかに食べ始める 「今日もおいしぃ♥」 「ありがとうございます」 えへ ヘレデムが褒めるとれいりは照れ笑い (……当たり前の様に隣だし…) いざないとほぼ真向いに座ったいさいはれいりの隣でガツガツ食べてるいざないを見て疑惑で満たされていた。 れいりは料理をする手前、入口側に座りす…
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マルー・クインクエ【研究所・数週間目】・・・1

「大穴掘ってた犯人は異物だったし!」 ホレ 手袋をはめたいさいからコロンとバネ状の棘々した丸い物体が台に置かれた 「暗の物で間違いない。目的は分からぬが“風”に放ってくる」 キン Tの法で、異物が氷付けに。 いさいは調査の度ここの研究所に報告に来る。Tもいる所を見ると集合場所としても研究所は使われている様だ 「“風”さんは相変…
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マルー・クインクエ【研究所・数日後】・・・4

「これ女帝なんだぁ お人形さんみたいでかわいぃ」 「そうね。もっと圧倒的かと思ってたけどかわいいわね」 「つぶらな瞳だ」 「髪は足元まであるのか」 ジンホウ以外の四人は大真面目に女帝についての感想を述べている 「……」 扉の隙間から覗いていた二人。 いざないは壁に腕を預け頭を下げては『くくく…』と笑っている。 インは…
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マルー・クインクエ【研究所・数日後】・・・3

「……」 れいりはふと、ソルムを見て気になった 「ソルム……コンティさんって知ってます?」 「………インクイジトレムの部下か…確かコンティネンチャと言ったな」 「多分その人で合ってます」 「おい!」 聞き捨てならない名前が出て来ていざないは焦る 「―――昔、見た事はある」 「…その人はソルムから見てどんなでした?」 〈…
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マルー・クインクエ【研究所・数日後】・・・2

ピタ 「…………」 持ち場へ帰ろうとした員達は立ち止まるといざないに一点集中 「いざない君! 貴重な意見ありがとう!!」 「は?」 「確かに“物”なら毒の影響は薄いわ!」 「イン! 早速テネヴさんに……あ」 何気なく言った言葉に員達は大騒ぎ。 いざないは『?』になっている 「今日セクレさん来る日だね」 忘れてた …
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マルー・クインクエ【研究所・数日後】・・・1

「ごちそうさまでしたー」←一同 最早定番となったれいりの料理。 重なった食器を集めワゴンに載せたれいり達は素早く調理場へと持って行く 「後片付けレッツゴー」 「……」 頭にも数十枚皿を載せたれいりを先頭に、ガラガラとソルムといざないのワゴンが続く。 『何か違う、何か違う』と疑問を抱えつつもいざないは食器を運んでいた …
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マルー・クインクエ【研究所・二日目】・・・3

「れいり君、ゴメンね。うちの研究員料理出来なくて。君に負担掛けさせたみたいだ」 「い、いえ」 重なった食器を見てジンホウは推察しれいりに詫びている 「私料理好きですし、皆さんのお役に立てられるならこれからも作りたいなって」 「いいのかい?」 〈おいしかったよー〉←ヘ 「はい! 皆さんと一緒に食べるのって楽しいですし」 研究…
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マルー・クインクエ【研究所・二日目】・・・2

「あの…ジンホウさんはお仕事に出てるんですか?」 ふとジンホウがいない事が気になった 「まあそうね。この研究はお金かかるから資金集めね」 「ジンはやり繰り上手だよぉ」 「その大切なお金を…」 「…だってぇー……」 やぶへび 説明するベルムだが、ヘレデムの一言で矛先がヘレデムに向けられ彼女の目が宙を泳いでいる 「ねっ いざな…
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マルー・クインクエ【研究所・二日目】・・・1

「……」 休憩室に行ったれいりはポカンとして目の前の並んだ弁当を見ていた 「…あの、料理とかはされないのですか?」 「しないわね」 全員揃った休憩室、皆首を振りしないと主張。 インは食べ終え容器を台へ置いている 「ジンがいる時はたまにジンがしてるけど、滅多に手料理は出ないわね」 ジン以外下手なの 「……」 説明するベルム…
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マルー・クインクエ【研究所・初日】・・・9

「そういえばジエヌ、この大きな包みは何?」 休憩室の端に先程ジエヌが買ってきた人並みの大きな包みが置かれている 「ジンに頼まれて買って来たんだけど、これがあればれいり君は大丈夫って言ってたよ」 「?」 「れいり君、開けてみて」 「はい?」 ジエヌに促されガサガサと包みを開ける ピカッ 「!?」 れいりの目の前が…
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マルー・クインクエ【研究所・初日】・・・8

「安堵した。プリセプスの従者として居続けられる」 「!」 話を聞いていたソルムは静かに口を開く 「…ソルム氏は何年生きてるのかしら?」 「二百七十二年になる」 「二百七十二!?」 ベルムの質問に答えるソルム。 桁の違いにれいりはびっくりしソルムを見ている 「程で言えば二十七歳くらいなのね」 「良かったねれいり、一緒…
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マルー・クインクエ【研究所・初日】・・・7

「いいかしら?」 コンコンとれいりの扉を叩き部屋の中へ。 向かいの部屋で待機してたいざないも気付く 「ジンに頼まれて私が皆の紹介をする事になったの」 片側に髪を結っている女性が白衣のポケットに手を突っ込んだままれいりに話している 「れいりって呼ばせて貰うわね。もう動ける?」 「はい、よろしくお願いします」 れいり、ソルム、…
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マルー・クインクエ【研究所・初日】・・・6

「さーて、そろそろ俺は行くし」 床に座っていたいさいが立ち上がり復活 「変化の近くに謎の大穴現れたってんで調査行ってくる」 「地震で空いただけじゃねーの?」 「俺のせいだと言わんばかりの言いぐさだな」 「いさいぃ――――!!!」 「私も連れてってぇ―――♥」 休憩室にいた頭を上に結い上げてる女性がいさいの側に寄った…
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マルー・クインクエ【研究所・初日】・・・5

「………」 ジンホウがいなくなり数分後、れいりの部屋前扉で微動だにしないソルムの姿がある。 その様子を窺ういざないは、動くに動けない自分の体とソルムを見ては眉を顰め苛立つ (そう言う事か!―――あいつ…抜け目ね―――…) れいりを連れ出す機会を阻まれた事に気付き尚苛立つと、通路に設置されている長椅子にごろんと横になった 「…
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マルー・クインクエ【研究所・初日】・・・4

通路を歩くTとインは屋上から来た四人の姿を捉え立ち止まった 「ソルム…」 「お待たせ。イン、始めようか」 れいりの後ろを歩くソルムに注視するT 「れいりに付いた理由を知りたい」 「もう一人のプリセプスより危うい気がした」 ジンホウが足早に目的の部屋へ歩いて行くので、れいり達も後を追う 「マモノと勘違いした分あちらのプリセプ…
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マルー・クインクエ【研究所・初日】・・・3

「―――な」 「………」 復活後いさいは閉じられ浮いている“風”にある事をやってみせ笑っていた。 ジンホウはその様子を食い入る様に見つめ、その後ろにいたいざないも驚きを隠せない 「…これは凄い発見です。もしかしたら……いけるかもしれない」 ジンホウの目が輝き頭の中で次の実験の思考が組立てられていく 「イン、早速取り掛かり………
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マルー・クインクエ【研究所・初日】・・・2

「珍しいね、ここにいるなんて」 「……」 後ろを向いていた背の高い男が振り返り三人を無表情で見ている 「“風”を採ってきた」 (…イ…イケメン!!) 「!」 「…! これは又大胆な」 視線を逸らし口だけを動かす男。 いざないとジンホウは驚くが、れいりだけは顔を見ていた 「誰が?」 「…いさい」 「やはりそうですか」…
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マルー・クインクエ【研究所・初日】・・・1

法陣により研究所入り口内部にジンホウ、れいり、いざないが到着した。 れいりはいざないの前に立つと手のひらを出す 「おソノさんに連絡するから貸して!」 「……」 「…? どうしたの」 れいりの手元をじっと見てるだけでいざないの反応が無い 「ここからだと場所知られてしまうね」 「えっ!?………」 「……」 先を歩いていたジ…
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マルー・クインクエ【長い一日・その他】

発明世界に夜が訪れ暗闇に包まれた頃、リビングのソファに胡座をし怒り気味のいざないがれいりの部屋方向を睨んでいた (くそっ 悠長に寝てられっかよ) 睨んでるそこはジンホウが張ったであろう発動する陣である。 いざないには容易にその場所が分かってしまい憤りが治まらない (あいつ出て来たら引っ張ってでも連れてかねーと!) いつ出て来る…
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マルー・クインクエ【長い一日】・・・8

「さて、早速だけど明日から研究所に行って貰いたいんだ」 「はい」 「と言う訳で早めに就寝したいけど」 食事も済みこれからの話題に入った 「一緒に寝る?」 「え゛!?」 「支障が出そうなのでディックさん自制して下さいね」 ディックがれいりの両手を包みニコニコ 「ダメ?」 「僕ではいけません?」 「ううん、いいよ」 ジ…
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マルー・クインクエ【長い一日】・・・7

「……」 素直だ… 「明は淋しがり屋でもあるからね。自然とそうなるかな」 二人の様子を見ていたれいりは抵抗せずに食べてるいざないを見て意外そう。 ジンホウは笑っていた 「この家は内部を防壁して君達の力が漏れない様に改造してあるから戦人と会うことは無い」 「しばらくここにいるといい」 「ありがとうございます」 改造したと…
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